早稲田大学狂言研究会の日記

早稲田大学狂言研究会 公式ブログ

あけおめことよろこまうた!!

お久しぶりの更新でもう年が明けてました。今年もよろしくお願いします、1年のアーニャです。

さて先日、六狂連の身内の会、『小舞・謡の会』通称こまうたが早稲田大学で開催されました。
現役生30人ほどがお互いに小舞を披露して、一人ずつコメントを書いたりして指摘し合うというとても有意義なイベントでした。上級生もたくさんいらしてくれてありがたいお話をしていただきました。

私は『花の袖』を出したのですが、型は身についていても、いつもの稽古と違う環境(鏡を見ないで舞うとか、紋付着て動作するとか)で実力を発揮しきれなかったのが悔しいです。稽古でもちゃんと本番に近い環境で練習するべきでした。おんなじ反省を秋季公演の時にもしてたのを今思い出して本当に悔しいです…。この曲には自分なりの解釈による理想の世界観があるので、これからはよりそれを表現できるように洗練させていきたいと思いました。

あとは今回地謡に他大の皆さんに入っていただいて貴重な経験になりました。他の人たちの小舞を見ていると、地謡と一体になった小舞は何かすごい空間力と表現力(?)を持っているなと気づいて、衝撃を受けました。ある曲では本当に謡の情景が見えた気がして、涙ちょちょぎれたくらい圧倒されました。未熟者の無知な感想でしかないのですが、公演の有無に関わらず地謡と合わせる稽古を普段からしたいなと思いました。

色々と課題は見えた良い機会でしたが、もう一点こまうたで私が楽しみにしていたのは他大生との交流です。六狂連が全体で集まれる機会って意外と少ないので、毎回とても楽しみです。早稲田には同期がいないので、他大の1年生というのは私にとって特に大事な存在です。話してると、みんなうまくなりたくて一生懸命もがいていて、内に秘めた蕾のようなパワーを感じました。そして何よりサークル楽しんでるなというのが印象的でした!私も大好きなサークルの人たちのおかげで稽古は毎回楽しく頑張れているので、これからも大事にしつつもっと輪を広げて刺激し合えたらいいなと思います。

次は3月8日に行われる早稲田大学観世会の自主公演での小舞の発表になります。みっちー先輩が『七つ子』、アーニャは『暁』を出します。今回の反省が生かして頑張ります。
また5月に行われる蝉の会ではみっちー先輩が小舞『貝尽し』、ナッツ先輩が『花の袖』、アーニャは狂言『歌争』を出す予定です。他大の子と合同で演じるのでとても楽しみです。
詳細は勝手にリニューアルさせた(まだ途中)HPに上げましたのでよかったらチェックしてみてください。

反省を忘れないようにと思って書いたんですが長くなりました。いつもありがとうございます。頑張りますので皆さんどうかよろしゅうお願いします!


アーニャ