早稲田大学狂言研究会の日記

早稲田大学狂言研究会 公式ブログ

たけばしえきの こうないは ミミックだった!!

 はい、お久しぶりの更新となりました狂言研ブログ。半蔵です。タイトルは適当です。

 きのうは内神田集合室という場所で師範稽古がありました。竹橋駅の某出口集合だったんですが、ホームからその出口までが遠いの、名前が紛らわしいので、非常に苦戦しました。集合場所を5度は確認しながら結局多数派が集まっていた出口とは別のところに出てしまいました。同じ名前の二つの出口がある時点でおかしいんですよ。ばばが二枚あるばば抜きみたいなもんです。竹橋使用者にとっては新宿駅は出口名がはっきりしているだけまだ易しいという感想なのではないでしょうか。皇居の周りの地下鉄駅はみんな構内が複雑怪奇な印象があります。出口まで600Mという表示なんかもあった気がします。いや、それ隣駅まで歩いても時間あんまり変わんなくない(゚ε゚ )?っていうレベルですね。特に●手町駅で千代田線‐半蔵門線乗り換えは避けるようにしましょう。まあ、そんなメタボリズム全開な姿が東京らしくていいと思います。いききものの様で愛らしいですよね。災害が起きて忙しい時はご勘弁ですが・・・。

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 さて本日の師範稽古についてです。本日は内神田集合室の和室をお借りして、小舞の稽古をしました。2月18日に早稲田の学館の能舞台で開催される小舞謡の会に向けてです。曲目は稽古順に

花の袖
よしの葉
掛川
七つ子
宇治の晒し

といったラインナップです。僕にとって二度目の小舞の稽古でした。ちなみに僕は七つ子を習いました。「畳だから」は甘えだなんて心では思いつつも思いっきり足を取られてふらついてしまいました(苦笑) 思えば事前にメガネなしで待ってなかったのでバランス感覚がむちゃくちゃのままだったのです!つめ(チェック)が甘かったな・・・・・・ハンゾオー!

 えー、先生の舞は、やはり全体的に型の緩急といいますか、キメるところと抜くところがはっきりしていらっしゃいますね。そしてなんといってもここぞというキメる型がなんとも豪胆でした。ロダンの彫刻の再生ボタンを押したらあのような型になるんじゃないでしょうかね。同色の、生命力を持った存在感が迸っていました。狂言「花子」なんてさらに絢爛な装束を着て舞いますから、背筋がただでは置かれません笑
 えーはい、とにかくこれからは指摘をいただいた通り、抜くところ抜いて決めるところガッツリ決める方向性で行きたい所存です。狂言研的に小舞にばかり気を遣っていてはいられませんが(^^;



太陽奴が昇る前に床につきたいです。

半蔵