久々に鑑賞日記

もねです。優秀な一年生がブログまで頑張っているようです。
秋季まで一週間を切りましたが、ますますお稽古に精を出して頑張っています。昨日は申し合わせもあり、ああとうとう来てしまった、という気持ちでいっぱい。。。

さて
先週の土曜に、今宝会＠宝生能楽堂を観に行ってまいりました。宝生流の素人会なのですがなななんと、舟弁慶（ワキ・宝生閑先生、アイ・万作先生！！）があるということで乗り込みました。行った時点で番組はなくなっていたようで、他の出演者の方々については不明です。
生で舟弁慶をなかなか見られずにいたので、本番前に良い経験になりました。舟弁慶の船頭は、演者によって性格がいろいろだと感じます。萬斎先生の船頭はドヤ顔イケメン船頭で、立場上弁慶を立てているけどほんとは自分結構すごいって思っていそうな感じ。万之介先生の船頭はちゃっかり者で皆に可愛がられそう。といった具合に。あくまで私のイメージですが（こうやって書いてみると、萬斎先生と万之介先生の船頭はキャラが反対なのかも）。
万作先生はどうだったかというと、誰もがお手本というか、基準にすべきだ！という感じの、しっかり者の船頭という感じでした。ここを基準にして、先生方は自分の芸へと船頭を引きずり込むのかな、と思いました。

閑先生が祈ると験はんぱなさそうな、頼もしい好好爺とした弁慶もとても印象的でした。

出来るだけ先生方に近づきたい、という気持ちでお稽古することが、この一週間 重要になってくる気がします。ご来場予定の方もそうでない方も、早稲田狂言に念を送って下さい…。